他者との建設的なコミュニケーションから自然に生まれる行動変容-フォーアイディールジャパン株式会社 杉原美智子さん

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フォーアイディールジャパン株式会社

  • 代表取締役社長
    杉原美智子

『コラボレーターの想い』第4回目は、フォーアイディールジャパン株式会社の代表取締役社長の杉原美智子さん。なぜ杉原さんが「marbleMe」を支えようと考えたのか? marbleMeで実現したいこと、サービスの魅力などをお聞きしました。女性ならではの悩みを抱える人が、共感できる仲間と出会える場。自己理解を深め、前向きな変化を生み出すきっかけが得られる。杉原さんの言葉から、marbleMeならではの可能性が見えてきました。

同じ悩みを抱える女性が集う場への共感

marbleMeを支えようと思ったきっかけを教えてください

  • 杉原さん

    私自身、仕事と私生活の両立で大変な思いをしました。妊娠・出産・育児と人生の節目で悩みは増える一方ですが、なかなか本音で語る機会がありません。そんな折、元々知り合いだったmarbleMeプロジェクトのリーダーである鬼武さんから、同じような悩みや葛藤を抱える女性たちが集うコミュニティを新規事業として作っていると聞き、私も支えたいと強く思いました。
    共感できる仲間がいるだけで、前向きになれると実感しています。特に女性は人生の節目での選択肢が多い分悩みごとが増えがちですが、職場では本音で語り合う機会が少ない。その意味でmarbleMeは貴重な存在だと思います。

marbleMeならではの「自己理解」が生む前向きな変化

marbleMeの魅力や特徴を教えてください

  • 杉原さん

    marbleMeは他のSNSとは異なり、「自分と向き合う」ことを推奨するサービス設計が特徴だと感じています。自己理解を深めることで気づきが得られるので、考え方の変化や行動の変容につながるケースが多いように見受けられます。
    例えば、ある利用者はmarbleMeでの対話を通じて自己理解が深まったことで、優先順位の見直しや働き方の変更に踏み切ったそうです。このように他者との建設的なコミュニケーションから自然に行動変容が生まれる点こそ、marbleMeならではの魅力だと言えるでしょう。
    私自身、座談会などで皆さんの多様な意見を楽しんでいます。

企業との連携による個別対応の充実を

今後、marbleMeで実現したいことありますか

  • 杉原さん

    女性社員のワークライフバランス推進に力を入れている企業が増える中、marbleMeはそうした取り組みに有効に活用できると考えています。例えば、利用者から寄せられる悩み事の内容を企業側が分析することで、女性社員が抱える課題をより深く理解できるようになると思います。
    そうした理解を踏まえ、marbleMeならではの機微なデータを基に、制度改革等の提案につなげたりできるのではないかと期待しています。