私たちの想い
Problem
昨今、女性の就業者数、管理職/役員数は増加傾向にありますが、仕事や生活と複雑に絡み合う健康課題に苦しむ女性従業員が多く存在しています。
婦人科系疾患を抱えて働く女性の年間の医療費支出と生産性損失を合計すると、約6.37兆円となり*1、経済インパクトは甚大です。他にも、月経と仕事のパフォーマンス・更年期症状と昇進*1 *2に関するデータからも、女性特有の健康課題が労働生産性や働きやすさに大きな影響を及ぼしていることがわかります。
月経に関連した症状による
仕事のパフォーマンスへの影響*1
更年期症状による
昇進への影響*2
また、女性特有の健康課題を理解してほしい相手に関する調査では「会社の上司」が最も多い結果*3であるにも関わらず、多くがその症状を伝えられていません*4。その背景には、「人に話すことではない」という社会の常識感が影響しています*4。
企業は、こうした課題の解決を個人に委ねるのではなく、社会課題として解決に向け取り組む必要があると、私たちは考えています。
「女性特有の健康問題」を誰に理解
してもらいたいか(複数回答)*3
*1 日本医療政策機構「働く女性の健康増進に関する調査2018」(2018年)をもとに弊社で作成
*2 ホルモンケア推進プロジェクト「女性の体調と仕事に関する調査」(2015年)をもとに弊社で作成
*3 株式会社リンケージ「女性の健康課題に関する実態調査」(2022年)をもとに弊社で作成
*4 三井業際研「働く女性の健康問題 定量調査」(2021年)をもとに弊社で作成
Value
仕事や生活と複雑に結びつく女性特有の健康課題は、医療アプローチだけではなく、「健康課題」と「生きづらさ」の両方を対象に解決に取り組む必要があります。
そこで、企業横断型コミュニティmarbleMeは「対話」で解決をサポート。自分自身や、同じような悩みを抱えるユーザー、専門家との対話によって、悩みの言語化や行動変容につながる解決策の発見へと導きます。
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従業員への提供価値
- 主体的な気づきによる悩みの言語化
- 同じ悩みを抱える人との出会いと共感
- 解決に導く選択肢の提示と行動変容の促進
企業に対しては、健康課題改善やヘルスリテラシー向上により、労働生産性向上や女性活躍推進・ダイバーシティ推進、福利厚生の充実に貢献。さらに、企業ごとに利用従業員のヘルスリテラシー、労働生産性、働きやすさの変化をレポート化し、自社の状況や課題の把握に役立てていただけます。
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企業への提供価値
- 健康課題改善による労働生産性向上
- 女性活躍推進・ダイバーシティ推進
- 福利厚生の充実
- データの可視化による自社の状況や課題の把握
marbleMeは、企業の課題に寄り添いながら、一人でも多くの働く女性を痛みや生きづらさから解放し、女性が活躍する新しい社会の創造を目指します。
Concept
“「私」と「わたし」が、まざる場所 ”
Theme Talk Community
marbleMeは企業の枠を越えた「テーマトークコミュニティ」です。
働く女性の多くが抱える、女性特有の健康課題、職場環境、
ライフプランに関わる複合的な課題に対し、
共通の悩みを抱えた相手との対話で得られる「気づき」によって解決をはかります。
私たちの悩みはとても複雑な感情と状況がまざり合っていて、
身近な関係性だからこそ話せないことがあります。
marbleMeは、今のあなたにあった距離感で、
同じような悩みを抱えた人と安心して話せる場所を提供します。
これまで共有されにくかった「知見」や「潜在的な課題」を可視化し、
個人では対処の難しかった複合的な社会課題と向き合っていきます。
Communication Policy 3 Style Communication
テーマや状況に応じて心地よいコミュニケーションスタイルで、安心してサービスを利用していただくために、
「3 Style Communication」というコミュニケーションポリシーをもって運営しています。
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Talk話したい
marbleMeでは対話の場所を提供します。誰かの問いに対して、少しでも伝えられることがあれば、話してください。あなた個人の経験や気持ちを知りたい人がいます。
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Ask尋ねたい
marbleMeでは問いかけの場所を提供します。とるに足らない疑問だと思わずに、些細なことでも尋ねてください。あなたの問いかけによって、気持ちを言葉にできる人がいます。
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Listen聴きたい
marbleMeでは聴くだけの場所を提供します。もし話し手に共感を伝えたくなったら、そっとリアクションしてください。あなたが聴いてくれることによって、話したい気持ちになれる人がいます。